1.灯油を一度除去した後ですが、防音シートが溶けてボロボロ崩れています。
灯油のクリーニングについて
灯油をこぼした臭い・・・耐えられないくらいの臭いですよね。
車に乗ることすら嫌になります。 灯油は浸透性が強く奥まで流れ込み、なかなか蒸発してくれません。 しかも通常の洗剤では灯油を分解できないので、灯油を分解させる専用の溶剤を使用して除去していきますが、こぼした量が多いとカーペットなどを分解して丸洗いしても完全に除去することは難しいです。 灯油が残っていれば臭いを発し続ける元になりますが、クリーニングをすることで臭いが緩和され、早い改善にもつながります。 灯油をこぼした場合どうなるか?
車のカーペット下には、衝突や不和などを和らげるために発砲スチロールが取り付けられ、鉄板部分には防音シートが貼り付けられています。
ここまで灯油が流れ込んでしまった場合、放置しておくと発砲スチロールや防音シートを溶かしてしまいます。 一度溶けてしまうと元には戻りませんし、臭いを発し続けるので、発泡スチロールや防音シートを交換するしかありません。 トランクでこぼしたのに、鉄板を伝ってフロント部分までダメージを受けてしまった車も多く見受けられます。 灯油の運搬には充分注意して下さい。 防音シート部分 1.灯油を一度除去した後ですが、防音シートが溶けてボロボロ崩れています。
2.溶けてしまった防音シートを剥がしていきます。
普段は硬くて簡単には剥がれないですけど・・ 3.防音シートをキレイに剥がした状態です。
4.新しい防音シートを貼り直して完了です。
赤い↓部分が防音シートです。
見た目には判りませんが、一部が溶けてグニョグニョしています。 左の画像のリアシート部分ですが、防音シートが溶けてシートに付いています。
シートにも灯油が染み込んでいる状態です。 保険が使えます。
灯油を大量にこぼした時は、カーペットを洗浄するよりも新品に交換した方が臭いの改善は早くなります。
また、防音シートまで溶けてしまうとクリーニング料金も高額になってしまいます。 灯油のクリーニングは「車両保険」に加入していれば適用出来る場合があります。 ご自身が加入されている保険会社に問い合わせてみて下さい。 |
灯油のクリーニング料金 |